市内の耕作放棄地などに増え過ぎた竹を市民で伐採し、地域に役立つよう再利用することを目的としたイベントが11月1日(日)、小田原市内の「あきさわ園」内の竹林で開催される。
参加希望者は電話などで予約し、当日は軍手、帽子、タオル、水筒を持参。服装は長袖、長ズボンなど。のこぎりやなたは同園から借りることもできる。当日は午前8時にあきさわ園の加工場(沼代1264の4)に集合。その後、徒歩5分ほどの場所にある竹林に移動し、正午ごろまで伐採作業を進める。
長年みかんなどを栽培する同園によると、借り受けている耕作放棄地の竹が増え続け、近年みかん畑などに侵食。ここ数年は、イノシシやタヌキなどが農作物を食い荒らす鳥獣被害の拡大も課題となっていた。そこで、同園と交流がある市内在住の建築士・杉山大輔さんがこのイベントを企画。杉山さんは「当日伐採した竹はその後、地域の施設や住宅などで竹垣として再利用できれば」と話している。11月8日(日)には、竹の再利用に関するイベントも予定。詳細は杉山さん【電話】090・5774・7313へ。
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