120周年の節目となる現在、校長を務める林忠さんは自身も小田原高校の卒業生。母校と生徒への思いを聞いた。
―卒業した41年前と変わった点、変わらない点とは
「校舎も男女比も変わり、雰囲気が変わりました。私が生徒だったころは1学年450人中、女子生徒は100人程度。今はほぼ1対1です。変わらないところは、やはり、生徒自身がしっかりしているところだと思います。自分のことを分かっていて、自分の言葉で意思を表明できる。それから、こんもりとした森も変わらないですね」
―小田原高校での思い出を聞かせてください
「勉強はもちろん、バレーボールに夢中になれた、あっという間の3年間でした。生徒たちにも、本当に夢中になれるものを見つけて、それを夢ではなく目標にしてほしいです。校訓の『至誠無息』と『堅忍不抜』は今も自分の柱になっています。受験や実社会に出ても苦しいことは色々ありますが、そんな時も目標に向かって努力し続けてほしいですね」
―学校の特色を教えてください
「自由な気風があり、質実剛健です。創生期の人が築いてきた伝統が良い意味で守り引き継がれています。また、学校行事や部活が盛んです。なかでも、文化部が盛んなところは特徴的ですね。音楽だけでも6つの部活があり、文化祭を華やかに飾ってくれています。少子化の中、他学年と協力し合う場面は成長につながります」
―教育で力を入れているところは
「大学進学、将来の職業など、先を見据えたキャリア教育にも取り組んでいます。生徒たちが高い目標を持って、強い意志で頑張り抜けるよう応援していきます。また、多くの卒業生がさまざまな分野で活躍しています。自分が何で社会に貢献できるかを見つけられる3年間になることを期待しています」
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