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ミニ盆栽の魅力を伝える活動を行う 五島 かりやさん 湯河原万葉子ぼんさい実行委員会 49歳

公開:2021年3月6日

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愛する心を大切に

 ○…ミニ盆栽と言われる20cm以下の「小品盆栽」の魅力を伝えようと、4年ほど前からワークショップや作品の展示会を行う。今年2月に仲間とともにつくる「湯河原万葉子(こ)ぼんさいbeginning実行委員会」主催で、町立湯河原美術館エントランスや富士屋旅館湯河原で展示会を開いた。女性盆栽家によるパフォーマンスなど一部企画は中止になったが、来場者数は上々。「規模は縮小したが、魅力を伝えることができた」と、広がりに手応えを感じている。

 ○…湯河原町は両親が居住しており馴染みが深い。子どもの頃から図工や絵が好きだった。女子美術大学を卒業後、学びを生かそうとテーマパークの美術品や映画セットなどを手掛ける会社に就職したが、配属先は営業部門。「取引先などとの飲み会が多かった」と笑う。業界を知ることができ「勉強になった」と前向きだ。

 ○…30代前半で結婚し、夫婦でコンサートなどの運営会社を立ち上げた。グラフィックデザイナーとして活躍。盆栽との出会いは、請け負った仕事で偶然目にしたミニ盆栽という文字。「調べていくうちに、太い幹から織りなす造形美にたちまち魅せられた」。ただ、世間での認知度は低かった。「気軽に買えないのはなぜなのか、疑問と探究心が芽生えて。私が広める手伝いをしようと思った」。全くの素人だったのですぐに著名な盆栽家にコンタクトを取り、知識を学んだ。

 ○…ミニ盆栽を広く知ってもらおうと、町内のレストランとコラボしワークショップを開く取り組みも。今年は旅館とコラボ企画も計画中だ。「家族やペットと同じ気持ちで接することで愛着が湧くもの」と、ミニ盆栽を「子ぼんさい」と親しみを込めて呼ぶ。

まっとうな政治を今こそ!佐々木ナオミ

さまざまな分野で課題が山積する日本社会、 いま待ったなしの大胆な改革や変化が求められています!

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