7月上旬の活発な梅雨前線により東海、関東地方に大きな被害をもたらした激しい雨は、県西地域でも爪痕を残した。
小田原市では2日早朝に大雨警報、強風・波浪注意報が発表。その後、3日になると土砂災害警戒情報などの気象警報が断続的に出された。
市によると7日現在で人的被害が1件、のり面の崩落は33カ所で発生し、江之浦では家屋全壊を確認。新屋など3地域で床上浸水の被害があったほか、曽我大沢の土砂崩れなどにより17人が自主避難したという。市防災対策課の職員は「1日から4日までで399mmの雨量があった。台風などによる瞬間的なものではなく、時間をかけて長く降り続いたことによる被害が見られる」と話している。
箱根町では、道路の隆起や町道への土砂流出があった。町内7カ所に避難所を設置し2人が避難した。3日未明に大涌谷源泉地で土砂崩れが発生し、温泉設備が被害を受けた。箱根温泉供給(株)によると6日時点で仙石原と強羅のホテルや旅館53件への同社からの温泉供給が停止しているという。復旧には1週間以上かかる見通しで「1日でも早く復旧に努めます」と話している。
湯河原町では、がけ崩れが6カ所、道路直下の地盤の崩れ、河川護岸の崩落、出水被害などがあった。また駅前を走る県道75号が増水で一時通行止めになった。町内8カ所に避難所を設置し多い時で26人が避難した。
真鶴町では、床下浸水1件、町内の山で土砂崩れが1件あった。人的、建物被害はなかった。
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