小田原市中村原在住で、脳性まひのバイオリニスト・式町水晶(みずき)さん(24)が9月5日、国立競技場で行われた東京パラリンピックの閉会式に出演し、演奏を披露した。8月には聖火イベントにも参加した式町さんは「大会に携わったすべての人への感謝を込めて弾いた。演奏できて、とても幸せです」と喜びを語った。
13日間にわたるパラリンピックを盛大に締めくくった閉会式。世界中から視線が注がれる大舞台の当日、式町さんは体が震えるような緊張感と戦っていた。会場に入ると「スタッフの方々が皆本当に親切で励ましてくれた。こんなに温かい現場なのかと感動しました」。緊張は次第に、演奏に全力を出し切る勇気に変わっていった。
式の前半はリフターと呼ばれる装置に立ち、ハーネスを装着して高所からバイオリンを演奏する手順。きらびやかな衣装を身にまとい、演奏を間近にした式町さんの目に映ったのは、会場に集まった選手たちが優しく手を振ってくれている姿だった。「パラリンピックは競技大会なので、選手は誰もが1番を目指して競うもの。でも戦いが終わり、閉会式では各国の選手が互いに絆を深め合い、称え合っていた」。その姿に胸を打たれ「選手たちに心からの尊敬の気持ちを込めて演奏しようと決意した。本番では演奏中が不思議と一番リラックスできた」と語る。
後半では真っ白な衣装に着替え、会場の中央に登場。ピアニストやボーカリストらと並んで『What a Wonderful World』を披露した。「これは世界中に平和を伝える曲。僕も演奏者の一人であることがうれしかった」
出演を終えた式町さんを会場で迎えたのは、働きながら息子を支え続ける母・啓子さん。母の姿に緊張から解放された式町さんは「怖かったよ。でも演奏できて本当に良かった」と、母と抱き合って喜び合ったという。「皆が見ている前でしたが」。照れ臭そうにはにかんだ。
限界まで頑張りたい
出演依頼が来たのは7月末だった。「うれしかったけれどあまりのことに驚き、最初は現実感が湧かなかった」と式町さん。閉会式まで1カ月半ほどしかない中、多忙なスケジュールでの練習が始まり、何度もリハーサルを繰り返した。健康管理のため食事制限も徹底。本番当日は2カ月前と比べ、体重が7kgも落ちていたという。
8月中には、都内での聖火イベントにも参加した式町さん。「僕の生きている時代に、日本でパラリンピックがもう一度開かれることはないかも。今回参加できたことを、とても名誉に思います。これからも自分の限界まで演奏家として頑張りたい」
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
小田原理容組合小田原、箱根、湯河原、真鶴―確かな技術・安心安全の66店舗が加盟 http://www.krk.or.jp/search/?area%5B%5D=34&area%5B%5D=35&post=&address=&name= |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
神奈川県警察官友の会社会全体の犯罪防止や治安維持に寄与し、民間の力を合わせて警察官を支援 |
|
お堀端のボリューミーなステーキ店柔らかジューシーな特選&絶品ビーフを城下町小田原で堪能! |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(公社)神奈川県宅地建物取引業協会小田原支部不動産の相談は、安全と信頼のハトマークへ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
小田原チアリーディングチームTRITONS!子ども達の健やかな成長を願い、元気いっぱい活動中 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
小田原書道連盟より多くの人々に書道の魅力を伝え、書道文化を普及させ、発展させることを目的に活動中。 https://peraichi.com/landing_pages/view/odawarashodourenmei/ |
小田原囃子多古保存会多古の小田原囃子を後世に伝える活動をしています https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/supporter/pdf/katsudo_minzoku_01.pdf |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|