バンダイナムコグループが自治体と展開する人気アニメシリーズ「機動戦士ガンダム」のマンホールプロジェクト。第1弾となった小田原市ではマンホールカードの配布やメダルの販売を10月22日から開始するなど、地域活性の起爆剤として期待を寄せている。
機動戦士ガンダムは、1979年にテレビ放映開始のロボットアニメ作品。今回のプロジェクトは同グループが、おなじみのキャラクターを観光資源の一つとして地域活性に生かすほか、世代を超えたガンダムファンとの絆を表す取り組みとして、オリジナルデザインのマンホールを設置するもの。
第1弾として作品の生みの親、富野由悠季さんが小田原市出身であることから今年7月に小田原市へマンホール2種が寄贈された。主人公が操るモビルスーツ「ガンダム」デザインはダイヤ街商店街内、ライバルが搭乗する「シャア専用ズゴック」は、小田原漁港内に設置。小田原城とちょうちん灯台が背景に描かれ、小田原独自のデザインになっている。
寄贈を受け、市は下水道広報プラットホームの企画・監修でマンホールカードを作成。市上下水道局は「今回のカード配布が上下水道を身近に感じるツールの一つになれば」と話す。
8月に配布予定だったが感染症対策のため延期して10月22日から小田原市観光交流センターで開始。カードには「ガンダム」のマンホールが描かれ、先着順で1人1枚もらえる。
また同センターの指定管理者「三の丸地域循環創造事業体」がガンダムマンホールのメダル2種類を同日から販売し、プロジェクトを盛り上げる。価格は各900円。
同センター長の前島真弓さんは「小田原の街巡りを楽しむきっかけになれば」と話す。センターの開館時間は午前9時から午後5時まで。(問)観光交流センター【電話】0465・46・8403
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図書館ではマンホールのレプリカが飾られるほか、富野さんの著作と関連図書の貸出・展示を実施。中央図書館は24日(日)まで、小田原駅東口図書館は26日(火)から11月7日(日)まで。今後、小田原市初のご当地ナンバープレートのデザインにも採用予定という。
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