ミナカ小田原に今年7月、公民交流の拠点として開設された「おだわらイノベーションラボ」。この場所で業務を行う市企画部未来創造・若者課が近隣高校との連携を模索する取り組みを進めている。
現在はラボの一角に貼られた黒板壁紙の活用策として、県立小田原城北工業高校デザイン科3年の生徒との作画計画が進行中。コンセプトやデザインを固めた後、11月から2カ月ほどかけて生徒が制作に取り掛かる予定だ。
同課では現在、若者の表現や活躍の場として、ラボの活用を近隣高校に呼び掛けている。担当者は「地域の専門学科がある高校を中心に、ここで何かやりませんかと提案しているところ。城北工業デザイン科生徒との取り組みが今後の連携のきっかけになれば」と期待を込める。
イノベーションラボはコワーキングスペースや会議室も併設されており、現在は市内企業など約320者が登録。4カ月で約2千人がラボを利用している。スペースの活用事例としてはテレワークに加え、これまでに行政と企業の若手同士による交流や地域団体によるイベントなどが行われたという。
イノベーションラボ利用登録や規約などはHPで確認を。詳細は同ラボ【電話】080・4429・6253。
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