サッカーJ1湘南ベルマーレの2022シーズン新体制発表会見が1月13日、平塚市内のホテルで開かれた。残留争いに苦しんだ昨シーズンからチームを大幅補強し、山口智監督は「勝ち点55の5位入り」と大きく目標を掲げた。
昨シーズン明治安田生命J1リーグでは最終節まで残留争いがもつれ込み、辛くも残留を果たした湘南。新シーズンでは5年連続でJ1の舞台で戦うことになる。会見では新ユニフォームのお披露目なども行われた。
新シーズンは昨年9月より指揮を執る山口監督が続投。主力の多くが残留しただけではなく、鹿島アントラーズから湘南へ復帰するMF永木亮太や、FW瀬川祐輔(柏レイソル)、MF米本拓司(名古屋グランパス)などJ1で多くの経験を持つ選手を獲得。スイスのでプレーしていたFW若月大和も呼び戻し、先日の高校選手権得点王のFW鈴木章斗(阪南大高)など有望な若手も加え、11人が新加入した。
残留争いから次のステップである上位争いへ進む意志を込めて、今季のスローガンは「BELIEVE 新湘南へ」。山口監督は目標を「5位」と掲げ、そのために「勝ち点55を狙う」と選手らに呼び掛けた。「選手たちには初回のミーティングで今の2段階上の覚悟を持ってやってくれと話しました。自分は5段階上げて臨みます」と意気込みを見せた。
チームはホーム開幕戦(2月19日または20日・柏レイソル戦)に向け、18日から鹿児島県でキャンプを実施している。
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