第19回関東地区高校放送コンクールが埼玉県で1月30日に開催され、ビデオメッセージ部門で小田原高校、アナウンス部門で小田原東高校の生徒が、それぞれ優良賞(3位)に輝いた。
秦野名水の魅力を動画に
小田原高校放送部の矢野陽菜さん(1年)は、秦野市の「秦野名水」の魅力を5分間のビデオメッセージで紹介。部員たちの試飲会や温泉の取材などを盛り込むことで、矢野さんは「説明するだけの番組にならないよう、飽きさせない工夫をした」と話す。
撮影や編集などは先輩部員たちがサポートし、締め切り当日まで制作に励んだ。矢野さんは「パソコンが壊れたりとギリギリまで波乱だらけでしたが、先輩たちのおかげで完成できました」と感謝を述べた。顧問の松本文夫教諭は「学年を超えたチームワークこそ、部活動の価値。最後まで気迫がすごかった」と振り返った。
水族館取材しアナウンス
小田原東高校放送部で部長を務める青木春菜さん(2年)は、新江ノ島水族館が世界で初めて繁殖に成功したという「ギヤマンクラゲ」について取材。「日本各地で展示されてきたこのクラゲが実は新種だったというニュースを知り、興味を持った」と話す。1分30秒以内で読める原稿を仕上げ、特に鼻濁音の正しい発音などに注意しながら録音した。「賞を取れてうれしい。次は3月の大会に向けて頑張りたい」と熱意を示した。
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