「リバティ小田原日本語学校」(小田原市本町、倉田雅史理事長、長峯信哉校長)は3月9日、小田原三の丸ホールで第5回卒業式を行った。同校で1年半から2年ほど日本語を学んだベトナム、バングラデシュ、スリランカ、タイ、中国からの留学生25人が長峯校長から卒業証書を受け取り、それぞれの道へ希望を胸に巣立っていった。
母国の民族衣装をまとう卒業生もおり、式典は今年も国際色豊か。守屋輝彦市長や、前校長の栁下正祐教育長をはじめ、数々の来賓が参加し、コロナ禍にあっても懸命に日本語学習やアルバイトなどに励んだ学生たちの旅立ちを祝った。
スリランカからの留学生で卒業生代表のマワダウィアゲ・ハシニ・シャニカ・ジャヤラットさんは「日本で体験したことは私たちの宝物です。いつも励ましてくださってありがとうございます。卒業しても、私たちはずっと先生たちの学生です」と、流ちょうな日本語で教師らに感謝を伝えた。長峯校長は「皆さんの学生生活は大変なことも多かったと思う。ただ才能の差は小さいが、努力の差は大きい。継続の差はもっと大きい。努力することの大切さを忘れず、新しい地でも頑張って」と激励した。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|