全国の絵本研究者による「絵本学会大会」が6月11日(土)と12日(日)、小田原短期大学(市内城山)を会場にオンライン開催される。11日は午後1時、12日は午前10時開始。
1997年に設立された同学会には、絵本の研究者や教員、編集者など約530人が所属。絵本研究や評論活動などを実施し、年に1度、各地で学会を開いている。小田原短大で開催されるのは今回が初で、同短大准教授で同学会の理事を務める馬見塚昭久さん(63)が実行委員長を務める。
今回は「共生の時代と絵本のゆくえ」をテーマに、研究成果を発表するほか、アンデルセン賞を受賞した絵本作家、スージー・リーさんが基調講演を行う。また、葉祥明さんや長谷川義史さんとあおきひろえさんら夫婦絵本作家によるトークも企画。馬見塚さんは「オンライン開催ならではの企画。新型コロナの蔓延や環境汚染、難民問題、貧富の差など地球規模の課題を絵本を通じて考える機会に」と話した。
参加費は会員1千円、一般1500円など。希望者は5月22日(日)までに【URL】https://ehon25.peatix.comへ申し込みを。
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