守屋輝彦小田原市長が5月27日、小田原三の丸ホールで市政報告会を開催した。市長としては就任から初の報告会で、大ホールには多くの支援者らが詰め掛けた。
登壇した守屋氏は2年前、新型コロナ対応が待ったなしの状況で市長に就任し「生活者、事業者、教育、医療の4つを守るという基本方針を掲げさまざまな施策を行ってきた」と訴えた。具体的取り組みとして小中学校の給食費3カ月無償化、おだわら梅丸商品券の発行、登校できない生徒たちへのタブレット端末やWi-Fiの無料貸し出し、市立病院のコロナ専門病棟設置などを紹介した。
また今年度からスタートした第6次小田原市総合計画「2030ロードマップ1・0」に触れ、豊かな環境の継承を土台に、生活の質の向上、地域経済の好循環を進めることで、自身がスローガンとして掲げ続ける「世界が憧れるまち小田原」を2030年までにつくると決意を示した。
終盤では、過去2年間の市人口が約1200人の社会増となった数字を示し、「すでに多くの人が小田原の優れた環境に関心を持っている。これからの残り2年間もエンジン全開で取り組んでいきたい」と意欲を示すと、支援者から拍手が送られた。
報告会には、小田原市議、小澤良央県議、佐々木さやか参議院議員らが駆け付けたほか、牧島かれんデジタル大臣、小泉進次郎衆議院議員らがビデオメッセージを寄せた。
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