7月7日から開催されている第69回NHK杯全国高校放送コンテスト。県西地域から6月の県大会で上位入賞した、県立小田原高校と県立小田原東高校の放送部の生徒が出場している。
小田原高校
ラジオドキュメント部門で西尾瞳さん(2年)が優勝し、全国大会への切符を手にした。
西尾さんは相洋高校和太鼓部を取材し、放送部のメンバーと共に6分40秒の作品に仕上げた。「全身で音を受け止める感覚、高校生ならではの元気の良さを伝えたい」と、和太鼓演奏も収録。約1時間のインタビューを編集することが難しかったという。全国に向け西尾さんは「なかなかできない経験。作品は放送部みんなで作ったものなのでうれしい」と笑顔で語った。
小田原東高校
青木春菜さん(3年)が昨年に続き、アナウンス部門で2位に入賞、全国の舞台に挑んでいる。
今年は同校スポーツクライミング部で東京五輪聖火ランナーに選ばれた近藤美七海さんを取り上げた。
「努力してきたことなど、近藤さんの人柄が伝わるように意識して原稿作成した」と青木さん。県大会は楽しく読むこと、今まで関わった人たちの思いを乗せて読むように心掛けたという。「それが結果に結び付いた」と笑顔を見せた。
12日現在、準々決勝の審査中で通過者は27日の準決勝に進む。
なお、惜しくも全国進出は叶わなかったが、創作ラジオドラマ部門で溝口なぎささん(小田原高3年)が3位、創作テレビドラマ部門で長竹葵さん(同)が奨励賞、アナウンス部門で矢野瑞彩さん(西湘高3年)が優秀賞に輝いた。
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