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湯河原十二庵 豆腐の日本一に 農林水産大臣賞を受賞

経済

公開:2022年11月19日

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「香りのよせとうふ」を持つ浅沼代表
「香りのよせとうふ」を持つ浅沼代表

 日本一の「うまい豆腐」を決める「第6回全国豆腐品評会」(一般財団法人全国豆腐連合会など主催)が10月29日、30日に幕張国際研修センター(千葉県)で開催され、湯河原町宮上の「湯河原十二庵」(浅沼宇雄代表・47)の「香りのよせとうふ」が最優秀賞に当たる農林水産大臣賞を受賞した。

 全国豆腐品評会は、木綿豆腐、絹ごし豆腐、寄せ/おぼろ豆腐、充填(じゅうてん)豆腐の4部門で競われる大会。新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった今回は、全国から約300品のエントリーがあり、東日本、西日本大会を通過した81品が本大会に出品。「香りのよせとうふ」は、審査で高得点を獲得し、4部門全ての中で1位となった。

 浅沼代表は、前職のシステムエンジニアから一転、「実家のある湯河原を盛り上げたい」との思いから、独学で豆腐作りを学び職人となった異例の経歴の持ち主。2009年に町内に自店を開店させ、品評会にも出品するように。第5回の全国大会(19年)では、銀賞を受賞した。

 今回日本一に輝いた「香りのよせとうふ」は、花が咲くと畑から枝豆を茹でた香りがするという宮城県産の「香り豆」を使用。3年前に豆に出会い、その香りに惚れ込み、スタッフと一丸となり商品づくりを開始。「さらに香りが際立ち、滑らかな舌触りになるよう工夫した」と話し、店頭でも人気商品だという。浅沼代表は「品評会は豆腐と向き合う時間をくれる機会。農家と食卓の橋渡しとなるよう美味しい大豆があることを伝えたい」と話した。

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