とらい体操クラブ(中山孝人代表・小田原市田島)の中高生6人が、12月7日(水)から11日(日)にサンドーム福井(福井県)で開催される「第76回全日本体操団体選手権」に挑む。
出場メンバーはキャプテンの春口聖璃さん(星槎国際高湘南3年)と沖山友梨さん(同)、鈴木美来さん(同)、関塚結さん(同)、田代葵さん(同2年)、田畔優菜さん(星槎中3年)。8月に行われた全日本団体選考対象になる3大会の一つ「2022全日本ジュニア体操競技選手権大会」女子団体総合で3位に入賞。総合得点で出場資格を与えられる上位15チーム入りを果たした。
女子の団体競技は跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目で実施。全日本団体では各種目3人が演技を行い、その合計得点で順位を競う。大会には、クラブだけでなく大学チームも参加。またオープン参加ではあるが、ナショナル、ジュニアナショナル強化選抜チームも出場するなど、「国内最高峰の体操団体戦」ともいわれる。
体操は個人競技だが、チームのモチベーションを上げ、全員が点を取れるようになることが団体戦で重要という。春口さんは「チームワークを強化するため、練習のときからお互いに声をかけ合うように意識した」と、振り返る。中山明美コーチは「個性豊かなメンバーが揃うチーム。試合を重ねるごとに『チームのために』と一人ひとりが考えられるようになり、成長した。ジュニア選手権ではミスはあったものの互いにカバーし合い、結果につながった」と話す。
高校3年生の進路の関係で、現メンバーで団体戦に出場するのは今大会が最後。6人は「入賞を目指す」と意気込んだ。
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