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公開日:2023.01.21

小田原市
「何度も書かせない」窓口に
住所変更時の負担軽減

  • 新システムを使う市職員

 小田原市は、デジタル化推進事業の一つ「書かない窓口」サービスの実現に向けて、1月31日(火)から本庁舎戸籍住民課で「住民異動受付支援システム」と「事前申請システム」の運用を開始する。氏名や生年月日、住所などの情報を電子データで管理することで、住所変更に伴う各種手続きの際に、窓口で同一の情報を複数回記入する手間が省ける。

 住民異動届の届出者は、市HPで公開予定の専用ウェブサイトで事前に情報を入力し、発行された二次元コードを窓口の機器にかざすことでシステムにデータが取り込まれる。転入の際は、転出証明書を窓口のスキャナーで読み取り情報を電子化。これらのデータを基に市職員が届書を作成し、新住所などの最低限の項目を記入した後、署名をして手続きが完了となる。「住民票写し等請求書」「印鑑登録申請書」なども電子データを呼び出して作成することができる。担当課は「何度も書かせないことで記入負担が軽減され、混雑時に約1時間発生していた待ち時間の解消も期待できる」と話す。各タウンセンターの住民窓口でも6月、同様のサービスを開始予定。

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