湯河原町立吉浜小学校(津田清校長)で4月29日、開校150周年記念式典とお祝いの会が開催された。同窓会や地域住民により組織された記念事業実行委員のほか、教員、同校の全児童も参加し、式典を盛り上げた。
2年近くにわたる準備期間を経て、第1部・記念式典、第2部・お祝いの会、第3部・エンジョイフェスティバル150(子どもたちの自由な出し物発表会)が実施された。
第2部のお祝いの会では、開校150周年を記念して作られた記念ソング『150(ワンファイブオー)』の歌とダンスが披露された。同曲は、AKB48、乃木坂46など、アイドルグループを中心に作品を提供する同校縁の作曲・編曲家の菅井達司さんが作曲。また歌詞は、昨年の夏休み前に児童から募った「吉浜小といえば?」というテーマをもとに作詞したという。菅井さんによるエピソードトークでは、AIが作成した歌詞との比較もあり、「みんなで作った歌詞の方が本当の吉浜小への気持ちが入っている。AIにはできないことを考えていくことも大事」と児童にメッセージを送った。また曲に合わせたオリジナルダンスも披露され、会場は拍手に包まれた。
津田校長は「多くの方の思いが結実した式典になった。子どもたちも持ち前の『元気』と『笑顔』で応えてくれた」と話していた。
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