障害者の自立や社会参加を、屋内の野菜栽培や流通を通じてサポートする就労継続支援B型事業施設「こうしんファーム」(小田原市南鴨宮)が12月4日、施設見学会を開催した。
見学会には関係者や守屋輝彦市長、小澤良央県議らが出席。守屋市長は「移動の手間や事故の危険性が少ない屋内作業は農福連携の強みになる」と話し、小澤県議も「障害者を支える施設により、『共に生きる』という考えが小田原にもしっかり根付いてほしい」とそれぞれ期待を寄せていた。
同施設には約90平方メートルの「訓練作業室」が設けられ、農薬を使わずに液体肥料を湿らせたスポンジの培地でリーフレタスやバジルなどを栽培。ラッピングなども含めて障害者が作業を担っていく。同施設を運営する(株)恒心の吉澤芳之代表は「小田原の地から、障害者の方が育てた新鮮な野菜を提供していきたい」と語った。
今後同施設では利用者の募集と合わせ、収穫した野菜の販路開拓などを行っていく。詳細などはこうしんファーム【電話】0465・20・8268。
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寄付12月7日 |