小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化
公開日:2024.01.13
小田原囃子多古保存会
郷土の音色響かせ
白山神社で太鼓初め
小田原囃子多古保存会(磯崎照久会長)が1月7日、白山神社で恒例の太鼓初めを行った。
多古地区の小田原囃子は江戸中期ごろに当時寺町にあった歌舞伎小屋「桐座」で芸人が前座で披露した葛西囃子を地元の青年衆が習い伝えたと言われ、道祖神や白山神社の祭礼で奉納されてきた。この伝統を受け継ぐため、同会は1960年に設立され、演奏活動を実施。69年に県無形民俗文化財指定、77年には「かながわ民俗芸能50選」に選定されている。
この日はおよそ50人が集まり、演奏に聞き入った。足柄小4年の布山友瑞希さんは「練習を続けてもっと上手になりたい」と振り返った。
現在、同会は小学生から80代までの約35人が所属、今年も北條五代祭りのパレードなどに参加予定。磯崎会長は「後継者不足と言われる時代の中で継承してきた。これからも守っていきたい。老若男女問わず、メンバーを募集しています」と話す。(問)磯崎会長【電話】090・7256・5609
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