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街中に映画館、再び 小田原シネマ館 3月20日開館

文化

公開:2024年3月9日

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外観はレトロ調のたたずまい
外観はレトロ調のたたずまい

 小田原駅前に映画館が戻ってくる-。建設工事が進められていた「小田原シネマ館」が、3月20日(水)に待望のオープンを迎える。

 小田原シネマ館(蓑宮大介支配人、栄町2の7の30みのさん第一ビル1F)は、小田原駅東口から錦通りを進み、眼鏡店の先を左折してすぐ。レトロ調の外観が特徴だ。

 かつて小田原駅周辺には8つの映画館があったが2003年にすべて姿を消した。6年前、小田原映画祭(2005年〜21年)にも携わった蓑宮武夫さん(故人、小田原市出身、元ソニー執行役員上席常務)が「街中に映画館を復活させたい」と映画館建設の構想を打ち出し、2年前に賛同者と小田原シネマ(株)を設立。建物の設計変更などもあり当初予定より1年遅れでの開業となった。

 同館は全40席。5・1/7・1サラウンドシアターシステムやレーザープロジェクターなど本格的設備を導入した。

 初日はオープンセレモニーを予定。通常の営業時間は午前10時〜午後9時(上映作品により異なる)で火曜休館。チケット一般2千円で、メンバーシップ(会員)は年会費3千円で入場料割引などの特典がある。

 上映作品は4作品程度を半月で入れ替え、映画関係者のトークイベントなども行うという。上映プログラムや各種イベントはホームページ(https://odawara-cinema.jp/)で随時発信する。

 同社・古川達高社長は「地域の皆さま、多くの方のご協力で開館にたどり着けました。『映画館のある街』を目指していよいよ発進します」と来場を呼び掛けている。

(手前から時計回り)古川達高社長、加藤恵一副館長、鈴木伸幸館長
(手前から時計回り)古川達高社長、加藤恵一副館長、鈴木伸幸館長

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