箱根強羅観光協会がこのほど「環境美化タスクフォース」を立ちげ、3月19日に第1回目の美化活動を行った。地元の事業者ら約30人が集まり、強羅から宮城野に下る県道723号と、その道を短縮できる階段通路の二手に分かれて、ごみ拾いや通路にせり出る草木の刈り取りを行った。
当時、宮城野小(現在の箱根の森小)に通っていたという50代の参加者によると「昔はこの階段が通学路で、PTAや自治会が定期的に手入れをしてくれていた。しかしバス通学になると、徐々に手入れもされなくなっていった」と話す。同プロジェクト委員長の野口弘子さんは「春になると、強羅から宮城野のサクラを見に行く人がいる。その人たちに近道を通ってもらえれば」と意図を話した。美化活動はエリアを変えて継続して実施していくという。
箱根町宮城野木賀観光協会ではシダレザクラの開花時期に合わせ、4月中旬までライトアップを行っている。
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