任期満了に伴う次期小田原市長選(2024年5月12日告示・19日投開票)について小田原市前川在住の古川透氏(64)が4月25日、本紙の取材に応え、無所属で立候補する意向を明らかにした。同選挙への立候補表明は、前市長の加藤憲一氏(59)、現職の守屋輝彦氏(57)に続き3人目となる(表明順)。
古川氏は「今の日本の状況は暮らしにくい状況。自分の考えをそのまま市政に反映させるには立候補するしかないと出馬を決めた」という。
政策では、「小田原に住む日本人の暮らしやすい豊かな町づくり」を目指すとし、「移民による治安悪化や社会的コスト増の防止」、「LGBTQ教育よりも正しい性教育」、「市長の給与引き下げ」などを挙げた。また、市内扇町の少年院跡地の開発に対し「市の補助金投入を止め、再開発への関与を最低限に」とした。他には「防災面から太陽光パネルの設置反対」、「小田原駅西口再開発のコスト削減」、「国府津駅周辺の都市計画の立案」などを主張した。
東京都出身、東海大学工学部卒。出版社、ソフトウェア開発会社、社会福祉法人などに勤務。日本保守党の特別党員。作家・尾崎一雄の孫。
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