神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

アナログゲーム「ちょっとずつ違う」シリーズの制作を手掛ける 鈴木 圭一さん 小田原市入生田在住 47歳

公開:2024年6月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
鈴木 圭一さん

日常の感覚がアイデアの源

 ○…視覚や聴覚、触覚などを使って微妙な違いを見分けるアナログゲーム「ちょっとずつ違う」シリーズを手掛ける。トランプのババ抜きや神経衰弱など運や記憶の要素が強いゲームなどに感覚によって判別するアイデアを取り入れた。「感覚のゲームなら初めてでも誰もが楽しめるものになり得ると思った」

 ○…幼少期から続いた日常での感覚遊びがクリエイティビティの原点。小学生のときは外の気温当てや、ポスターに載る人の年齢を当てるなどクイズを友だちと楽しんでいた。大学は都内の美術大学建築学科に進学。設計を学ぶなかでも空間の距離を目で測る遊びを考えるなど「日常の出来事をゲームにすることが楽しくて、気づけばそれが大人になってもずっと続いていた」。現在は都内の包装資材デザイン会社でデザイナーとして従事する。

 ○…5年ほど前に妻の友人夫婦から勧められたボードゲームとの出会いでオリジナルゲーム制作に乗り出した。「これまでの感覚遊びとゲームが混ざり合い、のめりこんだ」。これまでカードの色や、厚みの違いなどを題材にした6つの感覚ゲームを制作。メディアでの紹介や、昨年におもちゃコンサルタントが選ぶ優れた賞に選ばれるなど「認知度が上がっているのを感じている」と笑顔を見せた。

 ○…独身時代は映画鑑賞や旅行などを楽しんでいたが、結婚後はゲーム開発と子育てが生活の軸。新作の試遊では70代の母や妻、2人の子どもが協力。「改良を重ねて、誰でも同じようにできるゲームにする」と試行錯誤の日々を送る。味覚や嗅覚を使った新しい感覚のゲームも検討中で、会社員とゲーム開発の両立を支える妻には「協力してもらい感謝しかない」と温かい表情。

湘南巻き爪矯正院 小田原院

無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」

https://www.shonanmakitume.com/odawara/

<PR>

小田原・箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6

菊池 大介さん

湘南ベルマーレフットサルクラブの選手で今シーズン限りで引退を発表した

菊池 大介さん

茅ヶ崎市在住 33歳

1月18日

宮澤 ひなたさん

プロサッカー選手で海外で2年目のシーズンを送る

宮澤 ひなたさん

南足柄市出身 25歳

1月11日

室伏 寿美夫さん

(公社)小田原青年会議所(小田原JC)の第68代理事長に就任した

室伏 寿美夫さん

湯河原町在住 38歳

1月4日

岩宮 千尋さん

木工職人の技を競う「木工─1グランプリ」で最高賞のグランプリを受賞した

岩宮 千尋さん

座間市在住 35歳

12月21日

内藤 淳一朗さん

小田原市食育イベントで講師を務めるスーパー「ヤオマサ」の鮮魚バイヤー

内藤 淳一朗さん

小田原市国府津在住 49歳

12月14日

齋藤 良行さん

ゲストハウス「Have a Nice Day!」のオーナーを務める

齋藤 良行さん

小田原市在勤 35歳

12月7日

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月11日0:00更新

  • 12月21日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 1/Fゆらぎ

    元セリエA記者・佐藤貴洋がFリーグ解析

    1/Fゆらぎ

    1/fゆらぎのような「五感に響く心地よさ」をFリーグで

    1月11日

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook