神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

町立湯河原美術館 「飛鳥III」就航前に公開 画家の平松礼二さん 特別展

文化

公開:2024年7月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
船内のレストランに飾られる『モネの池・蝶々』
船内のレストランに飾られる『モネの池・蝶々』

 町立湯河原美術館は、同館名誉館長で日本画家の平松礼二さん(82)の特別展「旅する日本画」を9月23日(月)まで開催している。平松さんが来年就航予定のクルーズ船「飛鳥III」のために描いた30作品を先がけて公開する。

 「飛鳥III」は日本船籍最大のクルーズ船。「動く洋上の美術館」をコンセプトに掲げ、日本の芸術文化を代表する多くの作家による美術品・工芸品を船内にしつらえる。平松さんは展示作家の一人として36作品を描き、日本の四季を豊かな色彩で表現した。

 特別展は平松さんが「飛鳥IIIが世界に旅立つ前にご覧いただきたい」と、同美術館に申し入れたことがきっかけで開催に至った。

 平松さんは1941年東京都生まれ。山種美術館賞展大賞や中日文化賞など多くの芸術賞を受賞し、月刊『文藝春秋』の表紙画を10年間担当したことでも知られる。2021年にはフランス共和国芸術文化勲章を受章した。

 「飛鳥」と平松さんの出会いは、妻と銀婚式の記念で乗船した日本一周のクルーズ旅行。港や景勝地のスケッチに明け暮れ、「まさに夢の国が目前にあった」と魅了された。それ以来「またいつか飛鳥で船旅を」が夫婦の合言葉になったという。

 日本の文化芸術に満ちた「飛鳥III」のために、平松さんは装飾性・様式性・あそびごころを織り込んだ鮮やかな作品を制作。作品は船内レストランや最上級客室に展示される予定だ。平松さんは「これら多数の作品を、船上で見ることを想像していただければ」とコメントし、来場を呼び掛けた。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

「歌とダンスで笑顔に」

「歌とダンスで笑顔に」

同窓会を機にフェスタ企画

11月16日

整備・活用の方針示す

旧市民会館跡地エリア

整備・活用の方針示す

小田原市 基本構想を発表

11月16日

男子駅伝、県で2連覇

相洋高校

男子駅伝、県で2連覇

1区から抜け出し完全優勝

11月9日

3事業にグッドデザイン賞

3事業にグッドデザイン賞

地域に根差す事例が高評価

11月9日

巨人から5位指名

泉中出身宮原さん

巨人から5位指名

プロ野球ドラフト会議で

11月2日

自民・牧島氏 僅差の勝利

衆院選神奈川17区

自民・牧島氏 僅差の勝利

佐々木氏は比例復活

11月2日

デイサービスお花端

【介護職員/正・パ】オープニングスタッフ追加募集

https://accommocare.jp/health-concierge-ohanabata/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 11月16日0:00更新

  • 11月9日0:00更新

  • 11月2日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 1/Fゆらぎ

    元セリエA記者・佐藤貴洋がFリーグ解析

    1/Fゆらぎ

    1/fゆらぎのような「五感に響く心地よさ」をFリーグで

    11月9日

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook