神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

小田原出身鳥居さん 初のパラ五輪出場へ 母校相洋で活躍誓う

スポーツ

公開:2024年8月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
母校で活躍を誓った鳥居さんと小林校長(右から3番目)ら
母校で活躍を誓った鳥居さんと小林校長(右から3番目)ら

 小田原市出身の鳥居陽生(はるき)さん(20)が、8月28日(水)から開催されるパリ2024パラリンピックにゴールボール競技の日本代表として初めて出場する。出発に先立ち鳥居さんはこのほど、母校の相洋高校を表敬訪問した。

 ゴールボールは視覚に障害のある人を対象に考案された競技。1チーム3人の選手が鈴の入ったボールを転がすように投げ合い、相手のゴールにボールを入れ得点を競う。選手全員は目隠しを着け、音や味方の声などを頼りにプレーする。

 幼い頃から野球に打ち込んでいた鳥居さん。同校野球部のピッチャーとして甲子園を目指していたが、高校1年の頃に突然の病気により視力が低下し夢を断念。高校2年の冬からゴールボールを始め「やるからには頂点を目指したい」と競技に打ち込んだ。

 2023年には日本代表の強化指定選手に選出、今年4月に日本代表として抜擢された。鳥居さんのポジションはライト。自身の強みについて「コート全体をスムーズに移動しながら伸びのあるボールで攻撃を仕掛けることができる」と語った。

 母校を訪問し小林悟校長らと野球部時代の思い出やゴールボールの魅力について話に花を咲かせた鳥居さん。高校時代を振り返り「周りの人に恵まれた」と感謝しながら、大会に向け「パリパラは通過点。今後も出場していきたい」と意欲を口にした。小林校長は「立派になって戻ってきてくれてうれしい。ゴールボールを牽引する存在になってほしい」とエールを送った。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

新玉小で奉安庫を発見

新玉小で奉安庫を発見

戦前・戦時中の学校伝える

11月23日

有償ボラで介護人材確保

有償ボラで介護人材確保

小田原市、プラスロボと協定

11月23日

「歌とダンスで笑顔に」

「歌とダンスで笑顔に」

同窓会を機にフェスタ企画

11月16日

整備・活用の方針示す

旧市民会館跡地エリア

整備・活用の方針示す

小田原市 基本構想を発表

11月16日

男子駅伝、県で2連覇

相洋高校

男子駅伝、県で2連覇

1区から抜け出し完全優勝

11月9日

3事業にグッドデザイン賞

3事業にグッドデザイン賞

地域に根差す事例が高評価

11月9日

あっとほーむデスク

  • 11月23日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 11月9日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 1/Fゆらぎ

    元セリエA記者・佐藤貴洋がFリーグ解析

    1/Fゆらぎ

    1/fゆらぎのような「五感に響く心地よさ」をFリーグで

    11月23日

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook