箱根の自然で2泊3日、ハイキングやキャンプなどを行う「キッズサマーキャンプ2024」が7月24日〜26日に開催された。
箱根町と大手スポーツ・アウトドア用品メーカー(株)ゴールドウインが結ぶ包括連携協定に基づき開催されているプログラムで、3年目となる今年は箱根町内外に住む小学3〜6年の子ども20人が参加した。
エベレスト登頂経験があるプロスキーヤーで医学博士の三浦豪太さんと一緒に、箱根の大自然を冒険する3日間。今年は、星空観察や九頭龍の森を目指すネイチャートレッキングのほか、警察や芦之湖漁業協同組合の協力のもと、通常は入ることができない芦ノ湖で「水辺の安全講習」を実施した。子どもたちはスマホやテレビのない、いつもと違った環境で濃密な時間を過ごしていた。
各地でアウトドアプログラムを指導している三浦さん。自然の中で遊ぶことについて「危険性はある。ただし、やらないことを常態化するのではなく、リスクを細分化して、どうすればできるかを考えることが大事」と話す。「今回も子どもたちの眠っている才能や興味、忍耐力が自然の中で引き出されていくのを真の当たりにした」と振り返った。
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