意見広告 議論から生まれる小田原の未来 小田原市議会議員 宮原げんき
5月の市長選挙で加藤憲一市長が当選され、現在はその際に掲げた公約と守屋輝彦前市長が進めた先進的な政策が今後どのように進展するのか、関心が高まっています。
鬼柳桑原工業系保留区域
昭和59年以降、工業団地整備に向け市や事業者が尽力され、令和元年、当時加藤市長時代に東側の整備が進められたのが「鬼柳桑原工業系保留区域」です。残る西側地域も地権者の9割が整備賛成の意向ですが、市長選で加藤市長はメダカ保護区として水田を保全し、工業団地整備を取りやめると訴えた事で大きな波紋を呼びました。
大多数の地権者から事業が滞る悲痛な声、保留区域として農業環境整備も十分ではない中で営農を強いられる理不尽な状況等、地域の声を議会で代弁しました。当地の今後について折衷案の提言などを質し、市長から産業用地とメダカの共存、自然と調和した整備検討など、一定の答弁を得られた事は、本市の雇用創出・税収面でも大きな起点となり、市民の声と本市の益を是々非々で議論する議会のあるべき姿が見られたと思います。
対立・分断・軋轢
アメリカ大統領選のように、近年の小田原市長選は二極化が進み、それぞれの支援者同士で分断や軋轢が生じています。これは前市長も現市長も望むものでは無く、本市が建設的により良い街へと進むか否かは市長の腕の見せ所かと思います。
守屋市政で大幅に進展した地域公共交通においては、加藤市長も評価し発展される意向との事。このように双方認め合い、ブラッシュアップさせる事こそ市民の益ですので、今後も市民にとって小田原市にとって何が最優先かを捉え、提言を続けたいと思います。
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