今年度で開館30周年を迎える神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田)が、特別展「生命の星・地球博物館の30年」を11月4日(月)まで開催している。
同館は1995年、自然史部門の県立博物館として横浜から移転し開館。県内だけではなく世界中の資料を収集し調査研究をしているほか、展示や講座などの教育活動を行っている。同館の所蔵資料は開館当初は約20万点だったが、30年間で約120万点に達している。
特別展では「集める」「調べる」「伝える」を軸に、これまでの研究活動を所蔵資料から振り返る形で紹介。相模湾に生息したリュウグウノツカイの標本や研究者の遺族から寄贈されたアカサンゴなどのほか、ブロック玩具で再現した立体地質図を展示。分野や時代にとらわれない新鮮な展示を楽しむことができる。
夏休みの期間を迎え、館内は多くの家族連れでにぎわいを見せている。埼玉県から来た川本晃弘くん(3)は世界最大のタカアシガニの標本にくぎ付け。「おおきい」と驚きながら、長い脚を熱心に観察していた。
午前9時〜午後4時30分開館。入館料は200円〜、中学生以下無料。問い合わせは同館【電話】0465・21・1515。
読者プレゼント
同館特別展入場チケットをタウンニュース読者10人にプレゼント。希望者は住所、氏名、年齢、電話番号、タウンニュースの感想を明記してハガキまたはメールで応募。宛先/〒250―0042小田原市荻窪306(株)タウンニュース社「特別展」係、【メール】odawara@townnews.co.jp。9月16日(月)必着。応募者多数の場合は抽選。当選発表はチケットの発送をもって代える。
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