小田原市城山に2025年春の開校を予定している「YESインターナショナルスクール」が7月27日、市内栄町で第1回学校説明会を開催した。校長の竹内薫氏や脳科学者で同校メンターの茂木健一郎氏らが登壇し、参加した保護者らに向けて同校の教育プログラムを解説した。
竹内氏は8年前、「既存の教育に対するオルタナティブ」として同校を横浜に開校。その理念に共感した瀬戸ひふ美さんがオファーして、小田原での開校が決まった。
学校教育法第1条が規定する学校に含まれないが「それが象徴となっている」と竹内氏。スペインや北欧で成果が出ているというCLIL(内容言語統合型学習)を取り入れ、時事問題や数学、音楽などのテーマを英語を通して学習を進める。「言語はものの見方なのですごく大事」と言い、日本語と英語にプログラミングを加えた3言語を使い深い学びにつなげる。茂木氏は「偏差値重視の教育は学力が狭く捉えられる。個性に合わせて子どもの潜在的な能力を引き出せる教育が必要」と意義を語った。
校舎は小田原駅西口の旧レストラン澤亭をリノベーションして活用する。小学生が対象の少人数制スクールで、現在入学希望者を募集中。第2回説明会は9月21日(土)に開催。詳細など問い合わせは瀬戸さん✉Yes.odawara2025@gmail.com。
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