全日本マスターズ陸上競技選手権大会が9月21〜23日に京都で開かれ、M55(55〜59歳)4×100mリレーに出場した神奈川チームが大会新記録で優勝した。第1走者を小田原市栄町の大垣徹晃さん(57)が務めた。
大垣さんは38歳の時にマスターズ陸上と出会い、小田原で蕎麦店を経営する傍ら、44歳で全日本マスターズに初出場。2017年にアジア大会で200m銅メダル、22年の世界大会で200mで自己ベストを更新するなど国際大会でも活躍してきた。今回、マスターズで10年来切磋琢磨してきた仲間たちとチームを組み、大会優勝と今年8月にスウェーデンで開催された世界マスターズ陸上のM55日本代表チームが達成した日本記録の更新を目指して鍛錬を続けてきた。
大会はけがの影響で100mと200mを棄権し、リレーに全てを賭けた。大垣さんは「痛みで満足できる走りができなかった」というが、チーム力でカバーし優勝を果たした。記録は47秒92と日本記録47秒53にはわずかに届かなかったが大会新を更新した。大垣さんは「来年必ず日本記録を更新したい。本業と二足のわらじで今後も挑み続けたい」と語った。
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