小田原市議会9月定例会が9月2日から10月7日まで開かれた。市は一般会計補正予算や条例の一部改正など39件の議案を提出した。報告5件、同意案3件、意見書案1件も提出された。
一般会計補正予算は総額8億9223万8千円で、補正後の予算額は804億2997万1千円となった。
ワクチン接種、実証事業の継続などに
補正計上された主な事業は「保健予防の充実」で新型コロナウイルスワクチン予防接種事業費として4億3200万円を計上。今秋以降の実施を予定し、65歳以上、または60〜64歳の基礎疾患を有する約7万人を対象としている。また、公共交通の移動支援「おだタク」「おだチケ」の実証事業を継続。対象地域を拡大、変更するなど、効果や実現に向けた可能性を引き続き検証する対策事業費として3516万円を計上した。ほか「観光コンテンツの充実」策として小田原の街並みが描かれている自動車漫画『MFゴースト』とのタイアップ事業に430万円を計上した。
一般質問は21人が登壇
一般質問は市議26人(議長含む)中、21人の議員が登壇。総合計画、災害時における対応、小田原駅周辺地区の一号市街地拡大見送りについてなどを市側に質した。
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