小田原市立城北中学校(富田雅浩校長、市内栢山)の開校50年を記念した式典が10月25日に同校体育館で開催され、在校生や教員、卒業生のほか、歴代校長やPTA会長、地域の関係者などの来賓が節目を祝った。
式典で富田校長は関係者へ感謝を述べた後、二宮尊徳の教えである「積小為大」に触れ、「これからも小さいことを積み重ね、大きなことを成し遂げ地域に貢献していきたい」と今後について語った。
また、第一回卒業生で書道家の大島雅文さんが校訓「ただしく・さとく・ねばりこく」を書いた作品を記念品として贈呈し、参加者に「50年たって校訓のすばらしさを認識した。城北中を卒業できたことを誇りに思う」と話した。大島さんの贈呈した書は同校の正面玄関に飾られる予定。
式典の後半では、同校の過去を振り返るスライドショーの上映や、在校生による卒業生や歴代校長、地元で親しまれる駄菓子・文具店「くろやなぎ商店」店主へのインタビューなどのイベントが開催され、参加者は思い出を振り返り、感嘆の声をあげていた。
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