相洋高校が10月27日、日産フィールド小机(横浜市)を発着点に開かれた県高校駅伝大会(7区間42・4Km)で2年連続3回目の優勝を果たした。1区からトップを譲らない完全優勝で、12月22日(日)に京都・都大路で開催される全国大会への出場を決めた。
47校が競い合った同大会。相洋は、昨年の優勝メンバー5人を含む盤石の布陣で挑んだ。
1区は昨年に続いて、秋山流星さん(3年)が起用され、2位に10秒の差をつける快走でチームに勢いをもたらすと、2区の小池大晴さん(1年)も、粘り強い走りを見せて後続とのリードを守り抜いた。3区の上出陸仁さん(2年)、4区の川口貴城さん(同)、5区の稗村泰吾さん(3年)は、それぞれが堅実な走りでリードを着実に広げ、2位との差は48秒まで拡大。6区の畑中蓮さん(2年)もチームの流れを維持したまま、首位を譲らずたすきをアンカーにつないだ。
最終区間の7区では小松和久也さん(3年)が区間賞の走りでさらにリードを広げ、両腕を高く突き上げながら力強くゴールテープを切った。
1区、7区の区間賞を含め、全区間で区間3位以内の安定した走りで堂々の2連覇を達成した。男子駅伝の連覇は藤沢翔陵高校以来12年ぶりとなる。
1区で2年連続区間賞の秋山さんは「2連覇できてほっとしている。トラックのタイムで格上の選手が多かったが、自分のリズムで行けた」と喜びを語った。
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