伊豆箱根鉄道株式会社(伍堂文康代表取締役社長)は大雄山線の副駅名権(ネーミングライツ)のスポンサー契約を、緑町駅はコムテック株式会社(東京都港区/伊倉宏英代表取締役社長兼CEO)と、穴部駅は株式会社リンクライン(小田原市穴部/青野真幸代表取締役)と締結した。12月10日、加藤憲一小田原市長を招き除幕式が開催された。
ITビジネスを展開するコムテック(株)は1976年に創業。79年から小田原で事業を行っており、2022年には緑町駅近くに新社屋「湘南サイトA」を建設した。特例子会社の(株)リンクラインは、障害者の継続的な雇用を目指し2010年に市内穴部に設立され、石鹸製造やキャンドル製作などを手掛けている。
この締結により緑町駅の副駅名は「Be a Best Value Partner」、穴部駅の副駅名は「全ての人に働ける喜びを。」となる。契約期間は2年間で、駅名標に表記されるほか電車内CMを放送する予定。
伊豆箱根鉄道は現在、沿線地域の企業の認知度向上に寄与するために副駅名権契約を進めており、大雄山線において今回は5駅、6駅目となる。伍堂代表取締役社長は「今後も地元企業の方々と協力して社会や地域に貢献できる取り組みができれば」と話した。
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