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リウマチ患者に安心を届けたい かとうリウマチ内科クリニック
小田原駅近くのヘルスケアタワー小田原2階に開院して9年目の「かとうリウマチ内科クリニック」。県西地域では数少ないリウマチ専門クリニックとして、近隣地域や県外からも多くの患者が治療を求め訪れている。
「これまでの経験を地元に貢献できれば」と話す加藤隆志院長は長年、リウマチ治療に携わり、現在は約700名の関節リウマチ患者をはじめ、指定難病の全身性エリテマトーデスやベーチェット病、強直性脊椎炎、全身性強皮症、血管炎などのリウマチ膠原病患者それぞれに寄り添い治療を行っている。
リウマチ膠原病の中でも患者数が多い関節リウマチは、免疫の異常により手や指、膝などの関節が炎症を起こし、痛みや腫れを起こす病気。朝起きたときの手や指のこわばりや、関節の痛みなどが主な初期症状で、症状が進行すると関節が破壊され変形することもある。「関節リウマチを発症すると仕事や家事、趣味など当たり前にできていたことが難しくなり、関節の痛みだけでなく精神的な負担も大きくなります。そのため、早期治療が重要なポイントです」と加藤院長。同クリニックでは、関節の触診や血液検査、画像検査、問診で慎重に診察を進め、適切な治療へと進めていく。
寛解を目指して
関節リウマチの治療法について加藤院長は「この20年間で大幅に進捗しました」と話す。抗リウマチ薬として免疫抑制剤が普及し、更に重症の患者には、生物学的製剤やJAK阻害剤を使用することで、関節の破壊や変形の進行を遅らせ、臨床的寛解(関節がほとんど痛くない状態)の達成が期待できるようになったという。一方でこれらの薬剤は免疫抑制作用による感染症をはじめとした副作用への配慮も重要となる。加藤院長は「リウマチの痛みで悩まれている方が、これまでの幸せな生活を取り戻して頂けるよう一人ひとりと向き合っていきたいです」と話す。
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