全国でインフルエンザが流行する中、小田原保健福祉事務所管内(小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町)でも12月以降、感染が急拡大している。今年の第1週(12月30日〜1月5日)の管内定点当たり報告数は25・33と注意報レベルでピークは超えたものの、感染拡大への注意が必要だ。
県は、県内378の医療機関を定点として設定し、1週間のインフルエンザ患者報告数から1定点医療機関当たりの報告数を算出している。
管内では、昨年の46週(11月11日〜17日)に定点あたりの報告数が流行開始の目安となる1を超えた。50週(12月9日〜15日)に注意報レベルに達した。52週(12月23日〜30日)には県全体の報告数を上回る78・70を記録。昨年同時期との比較しても約5・5倍と流行が急拡大している。
また、学年・学級閉鎖も発生している。1月14日現在で小田原市では、市立小中学校で12月から1月にかけて、インフルエンザの診断や風邪症状(発熱など)による欠席が増え、4校6学年7クラスで学年・学級閉鎖となっている。箱根町立小中学校でも、2学年2クラスで感染が広がり、さらに1校が休校となった。湯河原町立小中学校では、2学年6クラスで学年・学級閉鎖が続いている。真鶴町立小中学校では学年・学級閉鎖は発生してない。
小田原医師会の渡邊清治会長は、「インフルエンザは感染力が高く、密な空間と乾燥状態で感染しやすい。インフルエンザA型はピークアウトしつつあるが、B型が増えていくと思われるので注意を。B型の方が症状が重い傾向があるので、今からでも重症化予防のためにワクチン接種が有効」とし、うがいや鼻うがい、手洗い、マスクの着用、換気の徹底も呼びかけている。
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