小田原市立小田原駅東口図書館の来館者数が1月18日、100万人を突破した。2020年10月に開館して以降、多くの市民に親しまれている。
小田原駅東口隣接のビル「ミナカ小田原」の6階にある同館は、20年3月に老朽化のため閉館した旧市立図書館(星崎記念館)の機能を中央図書館(市内鴨宮)に移したことをきっかけに、駅近くに利用しやすい読書環境を整備する目的で開館。ゆうりん・おだたんグループ((株)有隣堂・小田原短期大学)が指定管理者で、蔵書可能冊数は約8万冊を数える。
同館によると、1日の平均利用者数は約700〜800人。平日は午前9時から午後9時まで開館しており、駅近の立地で通勤・通学者が利用しやすいこと、また子育て支援センターが隣接していることから、幅広い年齢層の利用者が訪れている。また、ミナカ内のホテル滞在者への貸出も行っている。
デジタル技術を活用した読書媒体が広まる中、同館は「出会う図書館」をテーマに掲げ、本や人、地域との出会いを提供する情報拠点を目指しスタート。これまでに児童文学作家の講演会やクリスマス演奏会、かまぼこの食べ比べなど、図書館としてはユニークな企画を開催しており、ほとんどが司書のアイデアによるもの。多くが参加無料で、イベントをきっかけに図書館に初めて訪れる人も多いという。
同館の統括責任者を務める青柳明人さんは「普段利用しない人も図書館を知るきっかけになれば」とイベントへの思いを話した。今後は閉館後の時間帯を活用した企画などを考案中だという。
100万人達成について青柳さんは、「図書館をさらに楽しめる場所にしたい。もっと多くの市民の方に足を運んでいただければ」と話した。
同館では100万人達成を祝し、「100万」にちなんだ選書コーナーをエントランスに展示中。1月26日(日)まで。
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