市内2店にミシュランの星 右京(本町)と友栄(風祭)が選出
日本ミシュランタイヤ株式会社(ベルナール・デルマス代表取締役社長)が発行する「日本ミシュランガイド」の2012年版に、市内本町の「四季料理 右京」と風祭の「うなぎ 友栄」が選ばれた。両店ともに料理の評価を表す星は一つで、「そのカテゴリーで特に美味しい料理」として紹介されている。
2日に発売された「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2012」は昨年の「東京・横浜・鎌倉」から神奈川県内の海沿い全体にエリアを広げた。素材の質、調理技術の高さと味付けの完成度、独創性、コストパフォーマンス、常に安定した料理全体の一貫性の5つの基準をもとに調査員が意見を出し合い、合議制によって決定される。星がついたお店(ホテル)は、世界的にも優れたレストランとして評価される。
2010年秋から調査員が訪れ調べていたが、一般客同様に食事をし、会計を済ませて帰るので、両店とも全く気がつかなかったという。右京の鈴木伸介社長(53)によると、調査員から初めて名刺を渡されたのは今年10月のこと。先月29日の掲載店発表日の朝に連絡が入り、選出を知ったという。「お客様のお陰。これからもベターではなくベストを目指していきたい」と鈴木社長。友栄の佐藤友実社長(63)は「料理長の素材へのこだわりが評価につながったのでは。一つ星に恥じないように努力していきたい」と喜びを語った。
この2店が掲載されているミシュランガイドは各書店で販売されている。
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