「アマゾン」が本格稼働 速く正確なサービスを提供
市内扇町に建設していた「アマゾン小田原フルフィルメントセンター(FC)」が9月3日、本格稼働を開始した。同日、記者会見したアマゾン ジャパン(株)のジャスパー・チャン社長は「より速く、より正確なサービスのため、さまざまな配送、梱包サービスも提供していきたい」とあいさつした。
地域に根付いた拠点に
小田原特集も企画
「アマゾン小田原FC」は、インターネット通販大手「アマゾン」の物流業務サービスを担うアマゾンジャパン・ロジスティクス(株)(ジェフ・ハヤシダ社長)が運営。国内9カ所目の物流センターで延床面積約6万坪。同社の物流センターの中で最大の拠点となる。
記者会見には地元の加藤憲一市長も同席。ハヤシダ社長は「現在の雇用の約8割が小田原地域での採用。今後も地域採用、地域安全、地域連携といった『地域社 会に根差したFC』を目指したい」と抱負を語った。 小田原を選んだ理由として、優秀な人材と広大な敷地の確保、交通インフラの充実、関東・関西圏への ネットワークをあげた。加藤市長は新規雇用や地域への配慮に対し謝辞を述べ「地域経済発展の大きなチャンス。信頼関係をより強固にしていきたい」と地元へ の経済効果に期待を寄せた。またアマゾンではネット上で、地場産品の販売支援を目的とした「神奈川県フェア(小田原特集)」を企画していることも発表し た。
内覧会では商品在庫の保管場所や注文処理、出荷方法など、同社独自の商品管理システムが披露された。
迅速な対応を可能にする様々なシステムがある
左からジャスパー・チャン社長、加藤憲一市長、ジェフ・ハヤシダ社長
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