古谷君(相洋高3年) 高校記録更新でV 日本ジュニア陸上 110mH
相洋高校の古谷拓夢君(3年)が、10月3日〜5日に行われた第30回日本ジュニア陸上競技選手権大会・男子110mH(ハードル)で優勝した。準決勝では、夏に更新したばかりの日本高校記録を0秒06更新する13秒83を叩き出し、決勝でもこれをさらに上回る13秒68をマーク。決勝は風速+2・7で惜しくも参考記録となったが、2度の好記録で会場を沸かせた。
「勝利にこだわった」夏の高校総体で連覇を果たし、「残りの試合で記録を更新したい」と意気込んでいた古谷君。相洋のユニフォームを着る最後の大会ということもあり、高いモチベーションでレースに挑んだ。
予選はゴール手前で流したものの1位で通過。準決勝、決勝と「スタートは合わなかったが、中盤スピードに乗れた」と後続を引き離し、宣言通り記録を更新。王者らしい走りで栄冠を手にし「3年間の集大成として、目標だったタイムを出せた。悔いのないレースが出来た」と満足そうな笑顔を浮かべた。
なお同大会では男子200mで今野恭佑君(相洋高3年)が2位、女子100mHで堀池香穂さん(同3年)が4位に入賞した。また、同日行われた第8回日本ユース陸上競技選手権大会・女子4×100mで相洋高(大石沙南さん・杉山菫さん・西村緋菜乃さん・青木りんさん)が46秒62で優勝。杉山さんは女子200mでも2位に入った。
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