小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年4月30日
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天守閣の最上階に再び安置された摩利支天の遷座奉安式が23日に行われた。
導師を務めたのは、大久保家の菩提寺で市内城山にある大久寺の小林正雄住職。大久保家にゆかりの深い妙圓寺、妙覚寺、大乗寺、最上寺の住職らも出仕した。
天守閣の摩利支天像は、第7代小田原藩主の大久保忠朝が奉納したとされる。式には、大久保家子孫の大久保朝猛さん(42)も東京から駆け付けた。
小林住職は「滞りなく終わりほっとした。(摩利支天に)これからも城と市民を守ってもらえれば」と式のあと、安堵の表情を浮かべた。また小林正行副住職は「この機会に北条から大久保に続く歴史の流れをPRしたい」と語った。
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