「リバティ小田原日本語学校」(小田原市本町、倉田雅史理事長、長峯信哉校長)は3月12日、報徳会館で第4回卒業式を開いた。同校で2年から1年半ほど日本語を学んだベトナムやタイ、フィリピン、ペルー、モンゴル、バングラデシュなどの留学生24人が巣立って行った。
卒業生の中には、それぞれの母国の民族衣装を身にまとった生徒たちの姿もあり、国際色豊かな式典となった。会場のスクリーンに入学当時の様子、クラスメートとの旅行、教室でのイベントなど、さまざまな思い出の一場面を捉えた写真のスライドが流された後、長峯校長が卒業生一人ひとりに証書を手渡した。長峯校長は「卒業し、離れ離れになっても、空も海もつながっています。リバティで育んだ絆は永遠です。幸せになってください」と願いを込め、祝福の言葉を送った。
タイの留学生シワポンピタック・ジンニパーさんは答辞で「卒業できる嬉しさと、2年間の勉強が終わってしまった悲しさがあります。日本の言葉だけでなく、文化やマナーも勉強になりました。日本語を話せるようにしてくれて、ありがとうございます。タイに戻っても日本語を使う仕事をしたいです」と、流ちょうな日本語で感謝と抱負を語っていた。
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