がんの闘病をしながら湘南ベルマーレフットサルクラブの選手として活躍し、2020年に39歳で死去した久光重貴さんを偲んで企画された「ヒサが教えてくれたこと」が4月24日、南足柄市文化会館小ホールで開催された(主催/アクティオパートナーズ)。
第1部は、重貴さんの弟・邦明さんと同クラブの監督・奥村敬人さんが登壇した。重貴さんの肺がんが発見されたことで、サポートなどを通して兄と過ごす時間が増えたという邦明さん。現在は、重貴さんが生前に設立した一般社団法人Ring Smileの代表理事を務め、小児がんなどの患者・家族を支援する「フットサルリボン」活動を展開している。兄の言葉「笑顔の連鎖をつくる」を胸に刻み活動に取り組んでいるという。奥村さんは、肺がんを知らされたとき「頭の中が真っ白になった」と当時の心境を振り返り、最後は重貴さんにまつわる歌をアカペラで披露し、前向きに締めくくった。
第2部は病気を患いながらも「今この時を生きる」子どもたちを描いたフランスのドキュメンタリー映画「子どもが教えてくれたこと」のチャリティー上映会が催された。売り上げの一部は同法人の支援活動に寄付される。同館内にはパネルやブースも設置された。
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