新しい観光拠点施設「小田原市観光交流センター」が7月22日(木)にオープンする。小田原三の丸ホール(9月5日(日)オープン)に隣接する建物内に事務所を構え、観光案内、カフェ、物販などを行う。
施設を運営するのは、(株)小田原ツーリズムと報徳仕法(株)、FM小田原(株)の3社による指定管理者「三の丸地域循環創造事業体」。施設は2階建て、延床面積442・60平方メートルで、室内空間に用いられている木材は大半が小田原産材だ。
同センターは「小田原エリアの魅力を伝える核となる施設」として観光案内とカフェ、物販を基盤にしながら、小田原城を含めた周辺エリアのまち歩き、小田原産木材を使ったワークショップなども展開するという。
また文化・芸術の発信拠点として、オリジナルグッズ制作などを通して若手・新規芸術家を支援するプロジェクトや、カフェで販売する小田原城弁(おだわらしろべん)の定期的な開発、アマチュアミュージシャンのCDデビューにつなげるコンテスト「小田原ミュージックラボ」といった活動も行う。
センター長に就任した前島真弓さん(同ツーリズムCOO)は、オープンを前に「小田原の木材があふれる、とても居心地の良い施設です。市民や近隣の市町の方の憩いの場として気軽に利用してもらいたい」と話している。オープニングセレモニーは7月22日午前8時50分から。
Tシャツアート作品募集中
同施設の開業記念企画として「小田原Tシャツアートフェスティバル」を7月22日から31日(土)に開催する。現在、展示するアートTシャツを募集している。テーマは「小田原城」で写真・絵などのデザインは自由。参加費3500円。受賞作品は後日商品化する。7月10日(土)締切。詳しくは同センターHPまたは【電話】0465・46・8260(同ツーリズム)へ。
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