小田原市根府川で「離れのやど 星ヶ山」を運営する内田昭光さんや地域の有志らがこのほど、根府川を走る県道740号に近接する市道に、おかめ桜10本を植栽した。
内田さんによると1月11日から20日にかけ、根府川駅前から星ヶ山側に向かう途中にある市道の坂道に、20m間隔で植栽した。早咲きの桜として親しまれているおかめ桜。内田さんは「早ければ今年3月ごろ花が咲くと思う。来年春にはさらに花が咲き、見ごろは3年後くらい。そのころが楽しみ」と話す。
10年ほど前から、おかめ桜の並木づくりを構想していたという内田さん。ただ植栽工事のための市の許可取得に難航していた。昨年11月、根府川自治会として市に申請した所、工事の許可を得て、植栽が実現した。
市によると根府川地区では地域活性化の一環として、住民らが長年にわたり「桜の里づくり」に取り組んでいる。内田さんは、観光客らに地域を回遊しながら桜を楽しんでもらいたいと、約20年前から毎年、多くのおかめ桜を購入。地域の人たちに配り、植栽可能な場所に植えてもらうなどしており、現在は地区内に1000本以上植栽されているという。
内田さんは「根府川が花の里になればうれしい」と話した。
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