小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2022年2月12日
エリアトップへ
午後5時を過ぎ薄暗くなると、小田原市立早川小学校のグラウンドには手作り照明が登場し、サッカーの練習に励む子どもたちを照らす。その数、大小合わせて6基。同グラウンドをホームに活動する、早川サッカークラブの保護者が作ったものだ。
同クラブは週4〜6日、練習や試合を実施。早川小、大窪小をはじめ、近隣の小学校から子どもたちが集まり、小学1年生から6年生まで41人が汗を流している。指導者は全員ボランティアで、卒団生の姿も。石井康之監督(48)は「習い事をしている子も多いのでなるべくたくさん練習日を設けていけたら」と環境づくりに力を注ぐ。
石井監督は19歳から30年間指導者を務める。昨年咽頭がんを患い、手術を経るも再発。年末に退院したばかりだが、「子どもたちからパワーをもらって元気になった」という。感染症の予防に細心の注意を払いながら「前に進むしかない。子どもたちが笑顔で本気でサッカーができる環境を、常につくってあげるのが大人の役目だと思う」と話し、明るい笑顔を見せた。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>