社会人クラブチームとしての公式戦出場を目指し、活動を再開する社会人硬式野球チーム「小田原フレンドリークラブ」が7月28日、小田原球場(小田原市東大友)で選考会を実施した。
この日はプロ野球横浜DeNAや中日などでプレーし、昨年まで中日2軍バッテリーコーチを務めた武山真吾監督や、元中日の三ツ間卓也投手コーチら関係者が参加。全国から集まった高校生から社会人約20選手の真剣なプレーを見守った。
10年以上休止状態だった同チームは、横浜市の運送業「合同会社リベラック」(横山祐弥代表)が運営協力するかたちで再始動。同社はチーム登録選手を雇用することで、仕事に就きながら野球を続ける両立の環境を確保する。
武山監督は「選手の目が本気だったのが印象的で、こういった場を若い選手に提供できるのは素晴らしいと思う。勝負にもこだわったレベルアップを図りたい」と話す。
横山代表も「企業の人材確保を野球で解決するチャレンジ。働きながら夢を継続することで運送業界のイメージも向上できたら」と期待する。
チームは今後、開催予定の選考会などを経て30人ほどを選手として登録。早ければ来春の全日本クラブ野球選手権の県予選出場を目指す。
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