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小田原市漁協 「漁師」就業をPR 市と連携し、魅力を周知

経済

公開:2022年8月13日

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定置網漁師として働く小藤さん
定置網漁師として働く小藤さん

 水産庁によると、国内の漁業就業者数は長年にわたり減少傾向が続いている。小田原市でも就業者の減少に歯止めがかからず、市漁業協同組合によると、同組合所属の漁師は2010年頃には23人ほどだったものの現在は14人。組合の担当者は「体力的にきつい仕事なので、本当に好きでないと定着しにくい」と頭を抱える。

 そこで今年、市水産海浜課と同組合が連携し、漁業の魅力や漁師になるための体験乗船の情報などを周知するチラシを作成して7月に配布。現在活躍する若手漁師も紹介するなどして、漁業就業者数の増強に力を入れている。

若手漁師が語るやりがい

 「小さい頃から漁師の仕事に興味があった」と話すのは、同組合で定置網漁師として働く小藤岬さん(28)。横浜市出身で、5年前に組合の漁船に体験乗船し、見習い期間を経て漁業に就いた。仕事のやりがいについて「獲った魚がその日のうちにスーパーなどで売られている。新鮮な魚をたくさんの人に届けることができ、世の中の役に立っているなと感じる」と小藤さん。「いつか漁船を操縦する免許も取得したい。夏の漁は暑さがきつくて特に大変だけど、好きな仕事なのでこれからも頑張りたい」と熱意を語った。

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