早川サッカークラブが主催するサッカー小学6年生大会「第1回小松石材杯」が10月22日、小田原市立早川小学校のグラウンドで開催された。
6チームが参加して争奪を目指した優勝杯は、地域の(有)小松石材店が提供。サッカーボールの形をした重さ約8kgの石製で、社長の小松伸之さん(57)が考案した。
小松さんが大会に協賛したいと考えるようになったきっかけは、1年程前、夕暮れ時に犬の散歩で早川小学校周辺を歩いていた時だった。手作りの照明を点して、サッカーの練習に励む子どもたちに心を打たれたという。監督の石井康之さんや保護者にも知り合いがいたことから、「コーチも保護者も一生懸命サポートしている。自分も子どもたちのために何かしたかった」と振り返る。
今回、優勝杯を掲げたのは、大井少年サッカークラブ。早川サッカークラブは決勝戦で惜しくも敗れたものの、試合後も選手たちは小松さんが作った優勝杯の重さを確かめ合うなどして交流を深めた。小松さんは「喜んでもらえてうれしい。来年もまた大会の開催を楽しみにしている」と笑みをこぼした。
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