小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2023年6月24日
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小田原城址公園内の小田原動物園で飼育されているニホンザルがこのほど、譲渡される方向であることが分かった。
これは6月9日に開かれた小田原市議会建設経済常任委員会で報告されたもの。譲渡先は東筑波ユートピア(茨城県)を予定しており、今後10月に譲渡契約、11月に譲渡先の檻の改修工事、12月にサルの搬送などを行う予定だが、小田原城総合管理事務所によると詳細は調整中という。
小田原動物園は、1950(昭和25)年に市制10周年を記念して開催された「小田原子ども文化博覧会」の施設を利用して整備された。
その後城跡整備に不適当な施設の撤去・移転の方針が打ち出されると、2005(平成17)年の「本丸広場環境整備事業」により動物園は本格的な撤去に向けて着手され、高齢で移動が難しかったゾウのウメ子を除き多くは全国の動物園等に引き取られた。ニホンザルは習性上、他の群れと一緒の飼育が難しく、引き取り先が見つからない状態だった。現在7頭が飼育されている。
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